いびき、無呼吸、眠気、不眠対策と解消方法
眠りの病気の診断と治療の情報サイト
睡眠障害治療ガイド(旧称:睡眠医学の部屋)は、「眠りの病気」情報サイトです。
監修:阪野クリニック岐阜いびき睡眠障害の治療外来 阪野勝久
睡眠外来で眠りの問題として多いものに、いびき、無呼吸、むずむず脚症状、不眠、昼間の眠気、寝言、夜間の異常行動があります。あなたの眠り、大丈夫ですか?
当サイトでは岐阜・名古屋方面で診療している睡眠障害の専門医が、眠りの病気について検査、診断、対策、治療方法について紹介します。
不眠症、睡眠時無呼吸症候群(SAS: sleep apnea syndrome)でお困りの方は多いですが、その他にも様々なタイプの眠りの病気があります。
専門病院が不足している現状から、どこに受診すべきか分からないという声も聞きます。今後、信頼性あるコンテンツを岐阜・名古屋から発信していきます。
SASは大きなイビキ、無呼吸発作、昼間の眠気が特徴の病気です。肥満、顎が小さい、後退している場合に生じる傾向があります。高血圧、脳卒中のリスクが高くなり要注意です。日中の眠気のほかにも、朝型の頭痛、胸焼け症状も生じることがあります。SASの軽症タイプとして、上気道抵抗症候群が知られています。
子供のいびき、無呼吸がある、耳鼻科で扁桃腺・アデノイド肥大を指摘され、手術を受けるか迷っている、おねしょ・夜尿が続く、居眠りが多いなど、困っている方が多いのが現状です。小児の睡眠時無呼吸の診断には終夜睡眠ポリグラフ検査が必要です。最寄の睡眠障害の専門医への相談を勧めます。
激しい寝言と寝相、夢に反応して体が動くなど、眠っている間の異常行動、不眠、熟睡感がない症状でお困りの中高年が増えています。レム睡眠行動異常症は神経内科領域の病気、パーキンソン病、認知症との関連があることが報告されています。症状に心当たりがあれば、早めに診察を受けましょう。
10代頃から耐え難い突然の眠気、寝入りに夢を見る、金縛り、怒ったり、笑ったりするときに脱力発作が生じる症状(カタプレキシー)が出現することがあります。居眠り病とも呼ばれるナルコレプシーは、昼寝を4-5回行い眠気の程度を評価するMSLTという脳波検査で評価します。睡眠障害の専門病院に治療の相談をしましょう。
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