病院で行われる睡眠障害の診断と治療管理
睡眠の専門医 阪野勝久:ごあいさつ
病院、診療所に受診する前に睡眠外来の検査、専門医の診察の流れを概説します
監修:阪野クリニック岐阜いびき睡眠障害の治療外来 阪野勝久
眠りのことで悩んでいる方は多いですが、睡眠の病気を専門的に診療している病院は少ないのが実情です。眠れない、熟睡することができないと日常生活に支障を来し、身体と精神面にも影響します。
2007年に「睡眠医学の部屋」情報サイトを立ち上げました。多くの方に閲覧して頂き、睡眠障害に関心が多いことを実感しました。
情報サイトは、製薬会社、医療機器メーカー、患者体験談・ブログなど、様々ですが、病院の睡眠外来を担当している専門医による情報サイトは少なく、医療の現場を反映した情報の発信は有用と思います。今後も役立つコンテンツを目指します。
「睡眠医学の部屋」が開設されてから年月が経過し、サイトのリニューアル、ページ数の拡張が必要となりました。そのため、旧名称から「睡眠障害治療ガイド」へと、分かり易い名称に変更し、コンテンツを充実させる運びとなりました。
眠気がある、いびきが大きい、子どもの無呼吸が心配、眠れない、夢に反応して体を動かす、叫ぶ、むずむず脚症状がある、様々な症状でお困りの方からのメール相談を受けます。一人でも多くの方が当サイトを参考にして問題解決に向かって頂きたいと思います。
愛知県名古屋市生まれの内科医ですが、現在は岐阜市の名鉄岐阜駅近くで内科と睡眠障害の専門クリニックで診察を行っています。
名古屋市郊外にある愛知医科大学(長久手市)を卒業後、同大学医学部附属病院において 臨床研修を受けました。
循環器内科で研修を受けているときに、睡眠障害の診療に興味を持ち、睡眠医学を「専門的に学びたい」と思いました。そして、カナダに留学しました。
大学病院、カナダ留学時代に学んだこと、国内外の学会、研究会で収集した最新情報を、「眠りの病気」で悩んでいる方へお届けすることができればと思っています。
阪野勝久 公式サイト http://dr-banno.info/
1998年 | 愛知医科大学医学部首席卒業 愛知医科大学附属病院第3内科 |
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1999年 | マニトバ州立大学医学部St.Boniface病院睡眠障害センター(カナダ) |
2003年 | 愛知医科大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士) 愛知医科大学病院睡眠医療センター・循環器内科 |
2003年 | マニトバ州立大学医学部St.Boniface病院睡眠障害センター(カナダ) |
2005年 | 愛知医科大学病院睡眠医療センター・循環器内科 |
2006年 | 北津島病院睡眠医療センター長(愛知県稲沢市) 仁愛診療所名駅睡眠医療センター(名古屋市) |
2011年 | 阪野クリニック(内科・循環器内科・いびき睡眠障害の治療) (3月3日開院、岐阜中央郵便局前) |
「Sleep」「Sleep Medicine」「Journal of Clinical Sleep Medicine」「Sleep Medicine Reviews」「Sleep Medicine Clinics」「Sleep and Biological Rhythms」など睡眠医学の専門誌に筆頭著者として論文を執筆しました。
海外の学会、「Annual Meeting of the Associated Professional Sleep Societies (APSS)」や「World Congress on Sleep Apnea」において発表を行いました。
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本睡眠学会認定医
日本抗加齢医学会専門医
日本旅行医学会認定医
日本医師会認定産業医
米国内科学会フェロー(FACP: Fellow of the American College of Physicians)
米国胸部疾患学会フェロー(FCCP: Fellow of the American College of Chest Physicians)
睡眠医療を学ぶため、カナダのマニトバ州立大学医学部のSt.Boniface総合病院睡眠障害センターに留学しました。睡眠医学の権威であるKryger教授による直接指導の機会に恵まれ、大学院時代と博士課程修了後に睡眠医療の専門研修を受けました。
このとき受けた指導のお陰で、帰国後、北津島病院で睡眠ラボを立ち上げることができました。
愛知医科大学病院の睡眠医療センター(長久手市)を経て、名古屋駅の仁愛診療所、稲沢市の北津島病院で睡眠外来を、立ち上げました。また、豊橋市にある豊橋メイツ睡眠障害治療クリニックでも睡眠時無呼吸症候群を中心に診療を行っていました。2011年3月からは岐阜市の阪野クリニックで診療を行っています。
各種メディア取材、病院の教育講演、睡眠障害の記事監修など。
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